
食生活が豊かになった現在の日本において、注意するべきである病気である生活習慣病。
その中の1つであり、代表格といえるものが、血液中の糖が増加する糖尿病です。
糖尿病は発症しても初期のうちは自覚症状がないことが多く、気付かないうちに進行してしまいます。
はっきりとした症状があらわれる頃には悪化していることが多いため、糖尿病が疑われる症状がみられた際は速やかに治療をするのが一番です。
糖尿病に効果がある医薬品の1つが、グリクサンビです。
グリクサンビは、ベーリンガー・インゲルハイム社が手掛ける医薬品です。
選択的SGLT2阻害薬と胆汁排泄型選択的DPP-4阻害薬の効果が期待できる配合薬で、相乗効果によって糖尿病の症状を改善します。
糖尿病には1型と2型の2つがあり、グリクサンビは2型の糖尿病に対して効果があります。
配合されている成分は、エンパグリフロジンとリナグリプチンです。
2つの成分のうち、エンパグリフロジンはSGLT2阻害薬としての働きがあります。
SGL2という細胞表面にある膜タンパク質に作用する性質があり、ブドウ糖を細胞内へ運ぶ働きを阻害する効果があります。
これにより、腎臓の近位尿細管で行われるブドウ糖の再吸収を抑え、糖分を尿と一緒に体外へ排出します。
その結果、血液中に存在する過剰なブドウ糖の濃度が下がり、血糖値が低下します。
もう1つの有効成分であるリナグリプチンには、DPP-4阻害薬としての効果があります。
ジペプチジルペプチダーゼ4という酵素を阻害する作用があり、インクレチンという消化管ホルモンが分解されるのを防ぎます。
インクレチンには、膵臓に作用して血糖値を下げるインスリンの分泌を促す働きがあります。
鈍くなっていたインクレチンが十分効果を発揮できるようにすることで、インスリンの分泌をサポートし、血糖値を正常な状態へコントロールします。
それぞれ異なる部位に作用することで血糖値を下げ、2型糖尿病を改善へと導くのがグリクサンビの特徴です。
薬のタイプ | 内服薬(錠剤) |
有効成分 | エンパグリフロジン、リナグリプチン |
製薬会社 | ベーリンガー・インゲルハイム |
1日1回、1錠を朝食前、または朝食後に水やぬるま湯と一緒に服用します。
飲み忘れた場合は、その日の分をスキップし、翌朝に1回分を服用してください。
妊娠中や授乳中の方は、服用を控えてください。
速やかに高血糖を是正する必要があるため、重症ケトーシスや糖尿病性昏睡、または1型糖尿病の方の服用は禁止されています。
また、重症感染症や手術前後、重篤な外傷がある方もグリクサンビを服用することができません。
これらの症状がある場合は、インスリン注射による血糖管理が望ましいとされています。
他の糖尿病用薬や血糖降下作用がある医薬品と併用すると、血糖降下作用が強まる可能性があります。
反対に、血糖降下作用を弱める医薬品との併用は、グリクサンビの血糖降下作用を弱めてしまうおそれがあります。
利尿薬の作用を強めてしまう可能性があるので、チアジド系薬剤やループ利尿薬などの利尿薬と併用する際は、必要に応じて用量を調節してください。
2回分を一度に服用しないようにしてください。
血糖値を下げる効果があるため、低血糖症があらわれることがあります。
症状があらわれたら、すぐに砂糖や甘いジュースなどで10~20gほどの糖分を摂取してください。
低血糖によるめまいやふらつき、意識障害などがあらわれる可能性があるため、車の運転や危険を伴う機械の操作、高所での作業を行う際は十分な注意が必要です。
グリクサンビを投与している間は、血糖値を定期的に検査してください。
3ヶ月投与を続けても、効果が不十分と判断された場合は他の治療法への変更を考慮してください。
また、エンパグリフロジンの影響によって血清クレアチニンの上昇またはeCFRの低下がみられることがあります。
定期的に腎機能も検査し、腎機能に障害がある方は経過を十分に観察してください。
肝臓や腎臓、甲状腺に何らかの症状がある方は、事前にかかりつけの医師へご相談ください。
尿路感染や性器感染、多尿や頻尿などの症状がある場合も、同様にかかりつけの医師とご相談ください。
尿路感染や膀胱炎、性器感染、脂質異常症などの症状が報告されています。
ほかにも、便秘や頻尿、血中ケトン体陽性、膵酵素の増加、尿中ケトン体陽性などの症状も副作用として報告されています。
重篤な副作用では、低血糖や脱水、ケトアシドーシス、腎盂腎炎などが報告されています。
外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎、敗血症、腸閉塞、肝機能障害といった症状も重篤な副作用に含まれています。
また、類天疱瘡、間質性肺炎、急性膵炎などの症状があらわれることもあります。
そのほかに副作用が疑われる症状があらわれた際は、速やかに服用を中止してかかりつけの医師の診察を受けてください。
男性 50代
メタボ体型に悩まされていたら、いつのまにか糖尿病にまでなっていました。
慌ててこれを購入して飲み始め、かれこれ3ヶ月ほどになります。 今のところ、血糖値も上がりすぎていませんし、効いているようで安心です。
男性 30代
病院の薬から安く買えるこっちに切り替えましたが、効果が出ませんでした。
これなら大人しく病院の糖尿病用薬を飲んでたほうがマシでした……安いのは助かりますが、もっと効果があるように作ってほしい。
女性 40代
糖尿病の疑いありと診断されたのをきっかけに、使い始めました。
1回の服用量が1錠で済むので飲みやすく、無理なく続けられるので助かります。
女性 50代
先に飲んでいた薬と飲み合わせが悪かったようで、かえって体調が悪化しました。
糖尿病も怖い病気なのでなんとかしたいのですが、無理して飲み続けるのもつらいので違う薬にします。
効果が高そうなだけに、残念です。
男性 30代
メトホルミンと併用しています。
併用開始からかれこれ1ヶ月ほどになりますが、なかなか下がらなかった血糖値がすっと下がって驚きました。
副作用も今のところは出ていないので、これからも飲み続けて様子を見てみます。
グリクサンビをはじめとした糖尿病用薬は、医師の処方箋が必要な医薬品です。
そのため、手に入れるためには病院で診察を受け、処方してもらう必要があります。
しかし、病院での処方は薬代が高くなってしまううえに、診察費も必要になるため、治療費が高くなってしまいます。
グリクサンビは、病院ではなく個人輸入代行の通販で購入することもできます。
個人輸入代行の通販なら、インターネットがつながった端末があればいつでも好きなときに利用できるので、通院の手間が省けます。
価格も非常に安く、リーズナブルなものなので薬代が高額になる心配もありません。
少しでも安くグリクサンビを購入したい方は、個人輸入代行の通販を利用しましょう。