ニキビというのは、皮膚疾患の1つで正式名称は尋常性ざ瘡と呼びます。
多くの方が10代で経験している皮膚疾患だと思いますが、大人になってから何度も繰り返して悩んでいるという方は多いでしょう。
こうした大人になっても繰り返しできるニキビは「大人ニキビ」と呼ばれます。
10代にできるニキビは青春のシンボル、20代以降にできるニキビは吹き出物や大人ニキビと言われていますが、どちらも同じ「ニキビ」です。
一見同じように見えるニキビではありますが、実は原因やニキビの発生場所が異なります。
ニキビと言っても症状が進行するとともに状態は変化していきます。
ニキビは早期に対策することで進行を防げますし、跡残りせず美しい肌を保つことができます。
・思春期にできるニキビと大人ニキビは違う
・ニキビの原因や発生個所も違う
・ニキビにはいくつか種類があり状態の進行とともに変化する
わたしもニキビに悩まされてるわ~。特に生理前は絶対できる
僕も中学生の問に凄く悩んだの覚えてるな~。今はもうできないけど1つできるだけで萎えるのはよく分かる!
なんでちゃんとケアしてるのにできるの!?しかも明日はデートなのに!ってこともある!
ダメダメ!そうイライラしたらニキビができやすくなっちゃうよ!
ここからは、ニキビができる原因について見てみよう!
ニキビができる原因は人それぞれ違います。
原因は1つだけでなく、複数あります。
ニキビができている原因が1つの場合もあれば、複数の原因が重なり合っている場合もあるので
大人ニキビを改善するためには原因を見つけ出す必要があります。
食事の時間が不規則だったり多くの脂質や糖質を含む食事がメイン、暴飲暴食習慣があるといった食生活の乱れは胃腸に負担を掛けるだけではなく、肌にもよくありません。
皮脂分泌機能がうまくコントロールされず、ニキビができやすい肌を作り出します。
睡眠不足、質の低い睡眠などはニキビができやすくなります。
というのも、肌は眠っている間にダメージを修復する作用があります。そのため、睡眠不足が続くと肌が十分に修復されず。毛穴詰まりの原因となります。
ストレスが蓄積されると、体内から肌の炎症を鎮静させる物質が分泌されにくくなります。
肌に良いと思って行なっていたことが、実は逆効果の可能性があります。
1日に何度も洗顔を行なう、ゴシゴシと洗顔する、力を入れて顔をマッサージする、メイクでニキビを隠そうと厚塗するといったことは肌によくありません。
ニキビができやすい肌は紫外線の影響も受けやすくなります。
また、紫外線を浴びることで毛穴が詰まりやすくアクネ菌を増殖しやすい状態になります。
体内に存在している女性ホルモンと男性ホルモンの中で、男性ホルモンが有利になることで毛穴が詰まりやすい状態になります。
特に生理前にニキビができやすいのは、こうした理由が考えられます。
めちゃくちゃ原因あるじゃ~ん!絶対わたしは1つじゃないな(笑)
結局、心穏やかに規則正しい生活を送っていれば大丈夫ってこと☆
分かっちゃいるけど難しいよねー…。で、原因はわかったけど、具体的にもっとどうすればいいのか早く教えて!
もう…しかたないなぁ…じゃあ次は、すぐにできるニキビ予防や効果的なサプリや薬を見ていこう!
何度も繰り返す大人ニキビをなんとかしたい。
そう考えている方のために、今日から始められるニキビ対策についてご紹介していきます。
ニキビができやすい乱れた肌のターンオーバーを正常化させ、美肌へ導くには、「タンパク質」と「ビタミン類」を積極的に摂取していきましょう。
もちろん、これらを含む食品だけを摂取するのは逆効果となるため、バランスよく摂取しましょう。
しっかりと睡眠時間を確保することで、肌の修復時間が長くなり、ニキビができにくい状態を作り出してくれます。
肌のゴールデンタイムと言われている22~2時には眠っている状態を継続すると良いでしょう。
ファンデーションや日焼け止めなどのメイクは毛穴を塞いでしまいます。
そのため、なるべくメイクは避けたり刺激性の少ないコスメを使用する、できるだけ帰宅後すぐにメイクを落とすなど対策しましょう。
自分の生活習慣を見直すだけでもニキビができにくい肌を作り出すことが可能です。
しかし、サプリメントや薬を活用することでもニキビは改善されます。
栄養補助食品であるサプリメントには、様々な栄養素を気軽に摂取することができます。
美肌に効果的なタンパク質やビタミン類が配合されたサプリメントも多数販売されています。
ニキビは皮膚疾患の一種なので、治療薬が存在しています。直接ニキビへ塗布する外用薬もあれば、体の内側からアプローチしていく内服薬もあります。